2016年10月5日水曜日

ベンドール島日記

ベンドール島に行ってきました!
プロバンス南端の小さな町バンドールにある、周囲 1 km のちっちゃな島です。

むむ。この形、江ノ島そっくりじゃん。
実際、地元の人が日帰りで遊びに行くようなところらしいです。

江ノ島との違いは、陸続きではないこと。
マリーナから専用フェリーで島に向かいます。

 潮風を受けて進む船


10分ほどでベンドール島の港に到着。

この島は、リキュールの製造で財を成したポール・リカールが作った島。

ポール・リカール自身による港の絵。
商売だけでなく、絵もうまかったんですね。

現在のベンドール島は、リカール家が経営するリゾート施設になっています。
今回お世話になったアーティスト・ビレッジもリゾートの一部で、
ハーブと花がわさわさ生い茂る庭に、5軒ほどギャラリーが建っています。

今回はこちらのカゴのギャラリーにお世話になることに。

私も作品をこっそり置かせてもらったり

竹かごのワークショップを開催したりしました。
(ワークショップのもようも後日アップします)

ビレッジの住人の犬、トビー。
好きなもの: 海水浴客のビーチサンダル

猫のルナ。
好きなもの: キッシュとトカゲ

エビマヨパーティーに読んでもらったお礼に
焼き鳥を作ったり

 船で買い出しに行って自炊したり

 パン屋で買ってきたキッシュを半分猫に取られたりしましたが

 とにかく食べ物には困らない旅でした。 

対岸のバンドールにはマルシェがあって、新鮮な野菜をはじめなんでも売っています。

骨董品からベンツまで…

バンドールはワインの 産地名でもあり
郊外には試飲のできるワイナリーが点在しています。

 町の中心地にあるビーチや

松の木陰の散歩道 (実は結構なトレッキング ルート) と
バンドール周辺で遊んでいる間に二週間経ってしまったのですが

いちばんのお気に入りはやっぱり
ベンドール島の小さなビーチで過ごすひと時でした。

最後はプスプス (三輪車タクシー) に乗って鉄道の駅へ。

ベンドール島は豪華なリゾートではないけど、
青い空と青い海に囲まれた、
ポール・リカールの夢がいっぱいにつまった素敵な島でした。

またいつか行けたらいいな。


2016年9月8日木曜日

宿題を終えて

手つきカゴがようやく完成しました。

冬休みの宿題。
夏休みが終わって、ようやく完成したよ!

麻の葉編みから始まって...

柄巻き

渦巻どめ

米の字どめ

流し巻きの縁と、脚

取っ手はたすき掛けでとめて

やっと完成しました~

どっちがいいってわけでもないけど、
工芸のカゴは民芸のカゴよりも凝っている気がする。
手間をかける分、壊れにくくする工夫もする。

今回も籐の巻き方がすごく勉強になりました。

このカゴを教えてもらった先生
八木澤先生は大田の工房のほか、
東京近辺のカルチャーセンターでも教室を開催されています。

ご興味のある方は以下のサイトをご覧ください。

(「竹工芸」で検索すると表示されます)













2016年8月22日月曜日

今秋の展示: 廣島一夫さんの仕事展@ギャラリー KEIAN


「日之影の竹細工職人、廣島一夫さんの仕事」展
2016/10/6(木)-11/13(日)
木、金、土、日 11:00-18:00 OPEN

この秋、東京のギャラリーKEIANで廣島一夫さんのカゴの展示が行われます。
「感動するほど美しい道具」といわれる廣島さんのカゴ。
日之影村にあることは知っているのですが、高千穂ははるか遠く…
そんな廣島さんのカゴを東京で見られる貴重な機会です。

8/31 までクラウド ファンディングも行われています。興味のある方はこちらものぞいてみてください。

https://camp-fire.jp/projects/view/8164 




さし六つ目の手提げかご


あっと言う間に、もう夏ですね。
というわけで、ゆかた小物の手提げかごを作ってみました。
ステップ1
ベースの六つ目はいつも通り。
ステップ2
ここからさし六つ目になるんだけど、
差してけばいいんじゃろう。
ステップ3
縁を付けて…
ステップ4
軽く湯通しします
こうしておくと型が安定して
傷みにくくなるそうです。
ステップ5
取っ手をつけるところをつけて
ステップ6
積層曲げ木の要領で取っ手を整形します。
熱で少し型を付けておけば、竹でも積層整形ができるようです。
ステップ7
取っ手を籐で巻いていきます。
籐の巻き方は、八木澤正 先生の教室で習ったものをアレンジ。
本体が完成しました。
総工数 12.5時間。
こまごまとした作業をスキマ時間で片付けて、二週間で完成しました。

あとは袋を付けるだけ。
手作りバッグでお出掛けウキウキ

あ…

そう言えば、ゆかた持ってないわ。

本日の工数の内訳
ステップ1  2時間
ステップ2  3時間
ステップ3  2時間
ステップ4  数十秒
ステップ5  20分 x4
ステップ6  2時間
ステップ7  30分 x4







2016年8月19日金曜日

夏休みの準備

 
むし暑い日が続く中、夏休みの準備が続いています。
 
「ねえ、フランスどうだった?」
 
と、会うたびに人に訊かれながら。
 
「...まだ行ってない」
 
どうも、みんなに予告するのが早すぎたようです。
半年も前に旅行の予告をするアホはいないよな~
 
でも準備は思ったよりも大変だったので
本人はテンション上がり気味でちょうどよかった。
 
ベンドール島に持っていくかごも、だいぶ出来てきました。
ワークショップの準備も。

今回はベーシックな六つ目カゴを編んでもらいます。
六つ目は竹ならではの編み方だから、
竹のないフランスでは珍しいのではないかと考えたのです。

「欧米人は日本人ほど手先が器用じゃないのに大丈夫なの?」

...正直不安です。そこで

「ものすごーく時間かかって、地味なものしかできなくても許せる、
我慢強いひと限定」

と、対象者を絞ったところ、
ほとんどの参加者が本物の職人さんになってしまいました。
アハハ、自分でハードルあげちゃった~(*´∀`)

ともかく日本から持って行った竹に触れて、
インスピレーションにしてもらえたらいいな~と思っています。

もう一つ。
ワークショップを成功させるのに重要なのが、材料の準備です。

必要な竹ひごは 300 本。
さすがに自分ちでは無理なので、公民館の美術室を借りて作業しました。
一日かけて、せっせせっせとヒゴをひいていきます。

「あの人、なかなか編み始めないわね~」
...と職員さんたちに思われているに違いません。

あとはこれをどうやって飛行機に乗せるか、
シャルルドゴールで荷物が消えたらどうするか、
入国の際に道具を取り上げられたらどうするか...

出国はまだ来月なのに、珍道中の予感でいっぱいです。

2016年7月19日火曜日

流しそうめんの作り方

竹林整備の余興で、流しそうめんをすることになりました。
用意するもの:
太い竹 1本
細い竹 3本一組で 1m/1.3m/1.6m ぐらいの長さ  
シュロ縄 少々

作り方:
1. 太い竹に割り込みを入れて、細い竹を挟む
2.二人で端っこを持つ
3.縁石など、ストッパーになるものに根元をあてる
4.そして根元に向かって走りこむ

バリバリバリバリバリ...

数秒で長い竹が割れました。

5.ハンマーで節を抜く

このとき、完全に抜かず、少し凸凹を残すようにします。
6.シュロ縄で、脚を 3 本一組に束ねる
7.角度をつけて 3 脚にする
8. 大中小の3脚を並べて本体を設置し、調整する

つなぎ目は、写真のように節で 10 cm 以上重ねるとしっかりとまります。

完成だ!

少し残した節が堰になって、滝のように水が流れます。おおっ、ホワイトウォーターや。

あとはそうめんを茹でて流すだけ。

「お湯、なかなか沸かないね」

「うん…」

本日の工数
約1時間
お湯を沸かす時間を除く

2016年7月1日金曜日

まるいもん

5月。
「どんぐりころころで企画展やるから、まるいもん作って」
田中さんちに遊びにいったらそう告げられました。
Day1
骨組みを六つ目で作ります
Day2
ひごを差していきます。
少しずつ面になってきて…

Day3
スキマが埋まって、完成に近づいてきました。

利休好みの花器には、賀茂川、桂川など、川の名前が付けられたものがいくつかあります。
この花器も、材料を鶴川から採ってきたので、あやかって鶴川という名前にしよう。

それにしても

田中さんから連絡こないなあ…

数週間後...
「出来た?明後日からだからよろしくね!」

ほんの少しですが、「田中絵奈 マル展」に出展します。
お近くにおいでの際はのぞいてみてください。

2016/7/4-10 浦安駅から徒歩5分 ギャラリーどんぐりころころ 地図