2017年11月21日火曜日

ラオス~タイ、ゴールデンルートの旅 ⑤モンファイ 綿の山

メコン川に昇る朝日。
 
ラオスから来るとタイの先進国ぶりにおどろかされます。
コンビニあるし、VIP バスもあるし。(リクライニングが壊れてたけど...)

でも、ラオス楽しかったなあ。

対岸のラオスに別れを告げてチェンマイに出発します。
 
チェンマイはタイ北部最大の都市。
宿の多くは中心部に集中していますが、今回は街の北側にある住宅街に向かいます。
 
ここにはモンファイという古民家村があり、地元の収集家によって集められた古民家が、B&B や博物館として運営されています。
 
城壁から 3 キロの場所で、伝統的なランナー様式の古民家に泊まれるとは…
知らなかった…

それもそのばず。

古民家 → アーティスト村 → B&B
御屋敷 → 博物館 → レセプション会場

という変遷を経た施設で、元が一般向け宿泊施設でないため、情報が極端に少ないのです。
街で聞いても誰も知らなかった。
 
わたしも博物館が見たくて、調べていたら偶然たどり着いたんだ~( ´艸`)
 
木造で高床のとんがり屋根が特徴的なランナー建築。
 
テラスから見る中庭。
 
水盤...
 
 プール...
 
 朝食と、なかなか良いところでした。
 
部屋はこんな感じ。
 
正直、古民家なのでいろいろあります。(;´・ω・)
樟脳のにおいがしたり、至らないところがあったり。

なんか、田舎のおばあちゃん家みたい。

でも、このブログを読んでいる皆さんならたぶん大丈夫。
きっと思い出深い滞在となることでしょう...

ハッ( ゚Д゚)

いかんいかん。
ここに来たのはお宿紹介のためではなかったんだわ。

宿の向かいにはひときわ大きな古民家があり...
 
どのくらい大きいかというと、こんな感じで。
家の二階に中庭があります。

立派ねえ。

ふだんはレセプションに使用されているようですが、この日は空いていたので見学させてもらいました。
 
服飾品やら漆器やカゴが、屋敷のいたるところに展示されています。

これ、市内の博物館よりも充実しているんじゃないかなあ。
 
竹かごは日用品が多く、市場が再現されていたり、
 
 籐のかごやら
 
漆器やら
 
漆器のはがれたのやら。

なかなか興味深い展示内容で。
 
 誰もいないテラスに白い花が降り注ぎ
 
気が付けば街に帰る時間。

「チェンマイにモンファイだって?ワッハッハ」

Uber の運転手もここにくるのは初めてだったようで、なぜか名前を聞いただけで大爆笑。

なんで???

「 こんな都会に『綿の山』だってさ。ワッハッハ」

えらい受けてます。

昔の暮らしを振り返るには、タイという国はまだ若いのかもしれない。
そんな中で、何十年も前からこれだけのものを収集して公開している人がいるなんてすごいなあと、わたしは感心してしまいました。

またいつか訪ねていけたらいいな。


本日のお宿
Monfai Culture House

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