2018年5月23日水曜日

ぶらり竹山の旅 台湾編 ④国立台湾工藝発展中心

 
竹山でさんざん寄り道した後
南投県草屯鎮の 国立台湾工藝発展中心 に向かいます。
 
3号線をスクーターで爆走。
それにしてもこの辺りの道は立派だわ。
 
工藝発展中心も立派な施設です。
ああ、それなのに。
閉館まであと 1 時間しかありません。
 
敗因は。。。茶畑まで行っちゃったことか。。。
 
今回台湾に来たのはここに来ようと思い立ったからなのに。
 
(えっ、そうだったの( ゚Д゚)
 
きっとまたおいでってことだね。
 
いつもの言い訳をしながら、気を取り直して見学開始!
敷地内に、美術館、産業展示館、体験施設、宿泊棟、研究棟...と
立派な建物がいくつも建っています。
 
ここはワークショップとカフェの入っている体験施設。
竹細工の部屋もあります。
200台湾ドル前後 (約1000円) からかご作りができるようになっています。
一般にも開放されているのがいいですね。
観光で行っても楽しめそうです。
 
本格的なプログラムも豊富です。
今年の竹細工の特別講座は渡辺千明さんだそうです。
(https://www.ntcri.gov.tw/information_130_83477.html)

日本の工藝は台湾の工藝の源の1つ。
現代の作家を招くことで交流が生まれ
台湾の工藝が発展することを目的としているのでしょうか。

いいなあ。日本でもこういうのやってくれないかな。
建物はいいから、中身だけでも。
 
文化政策や公共事業やらやるのには、
台湾にもいろんな事情があるからですが
それでも少しはお金が文化に回っていることは素晴らしい。
 
今回の訪問先にも、入場料無料の美術館や博物館がいくつもありました。
 
駆け足で施設を回ります。汗

こちらは美術館の展示室。
空間がえらく広いのはちょっぴり気になりますが
展示内容もなかなか。
 
時間不足で ゆっくり見ることはできなかったけど。
何とかたどり着けてよかった。
 
今回の竹細工の旅はここまで。
またいつか来る日まで。

2018年5月11日金曜日

ぶらり竹山の旅 台湾編 ③竹山の向こうがわ

3 日目もスクーターに乗って竹山へ。
今日は街の向こうにある山に行きます。
さすが竹山の山。
竹がいっぱい。
南投は自然を活かした観光名所も多く
天梯という長~い吊り橋や
 その先にある滝をみたり
これは...竹の実かな?
株立ちのバンブーに実がなっていました。
 こっちは伐り出された孟宗竹。
この辺は桂竹かな。
道路沿いも竹林が続きます。
市場で見たタケノコはここから来たんだな。
この辺りはおいしいウーロン茶の産地でもあります。
高山茶の茶畑を尋ねてさらに山奥へ。
茶畑が竹林に呑み込まれそうになっているよ。。。( ゚Д゚)
と思ったら、きちんと整備された竹林でした。
茶畑のとなりでタケノコを取っているのね。
なーんだ。
しかしその茶業も、労働力の問題や海外との競争もあって、下火になりつつあるそうです。
茶畑は、やっぱり何かに呑み込まれていくようでした。

誰が植えたのか茶畑のそばに八重桜の並木があります。
誰に見られるでもなく咲き誇っていました。