鉄線の縁巻きは後回しにして、とりあえず手提げを作ります。
柾割り当て縁は気合を入れないとできないからねえ...
その点、八つ目は暴れることもなく、おとなしくて楽です。
一見複雑に見えますが、六つ目と同じで何も考えずに周りに合わせていくと大体うまくいきます。
でもね...
でもね...
あ、一か所間違ってる。
なんとかごまかして縁巻きをして
本体が完成しました。
あとは手を付けなくてはいけないんだけど...
あと何時間かかるんだろう。昔の人って大変だったんだね。
パトラッシュ、ぼくはもう疲れちゃったよ...
とぼとぼと夕暮れの街を歩いていくと、たくさんの人がものすごい勢いで一つの建物に吸い込まれていくのが見えました。
近所にある革細工のお店で、セールが始まっていたのです。
真剣なお客さんに混じって、竹かごに合う革を探していきます。
ぴったりな革が 1 本だけ。
これを持ち手にして、手提げかごの完成です。
今回の材料
使った竹の長さ 1m
まだまだたくさんあるよ
まだまだたくさんあるよ