「ヨーロッパで竹細工ができるなんて思わなかったわ~
ベトナムのご先祖様と同じことが体験出来てうれしいです♪」
ベンドール島のワークショップに来てくれたディディさんのコメント。
そんなに喜んでもらえるなんて~
遊びに行っただけなのに、誰かの役に立てて、こちらこそありがとうございます!
そういえば、ベトナムも日本に輸入される竹細工の産地だよね。
有休消化しろって言われてるしな。
よし。じゃ、行くか。
というわけで、ぶらりベトナムの旅の始まりです。
中国の霞を越えて、飛行機は飛んでいきます。
東南アジアってあまり行ったことがないのでドキドキしていたのですが、予想通りの珍道中…じゃなくて思い出深い旅になりました。
出発直前、ハノイのホテルから突然のメール
「アナタの予約したホテルは閉館したから、別の部屋を用意したよ♪」
ええっ?Σ(・・;
なにこれ?詐欺?詐欺なの?
旅はまだ始まってもいないのに、いきなりのトラブルです。
「アップグレードしといたからね♪」
悪びれない態度の予約係。
仕方ない。ていうかもうどうしようもないし、行くしかないべ。
ホテルについたらちゃんとアップグレードされてて、前のホテルもちゃんと閉館していました。笑
よかったーε-(´∀`*)
何か事情があったのね。
「うん。前のとこ、大家さんとモメて、先週引き揚げてきたの」
なんじゃそりゃ~
そんなこんなでスタートしたハノイの旅ですが、話に聞いていたよりも秩序があって、人もやさしく丁寧でした。
カオスに見える道路の渡り方にだって地元ルールがあるようで
「左右見て踏み出して、向かってくるドライバーの方を見ながら、ゆっくり歩けば渡れるよ」
地元学生のタン君にハノイの街を案内してもらいながら、道路の渡り方を習得。
この道さえ渡れれば、もう怖いものはありません。ありがとう、タン君。
ハノイの旧市街は道ごとに専門店が集中していて、浅草をにぎやかにしたような感じ。
泊まるはずだったホテルも Hang Vai という竹屋通りにありました。
本当に閉まっていた。
竹屋通りは短く、お店は3件ほどでしょうか。
梯子や竹がたくさん売られています。
旧市街をぶらぶらした後、夕方にはオペラ座へ。
優雅な空間で、たまたま公演していた竹のサーカスを見て、ハノイの 1 日を満喫しました。
夜のホアンキエム湖も散歩の人が多くて、ハノイの街は聞いていたよりもずいぶん穏やかな感じです。
明日は農村部のマイチャウに向かいます。