2016年1月22日金曜日

グループ展の準備

グループ展をやることになりました。

正月明けから準備でおおわらわ。
ようやくひご作りが終わり、かごを編み始めたところで、この日はDMの写真撮影。

友人はショップやカフェに卸すくらいの実力があるのですが、私の下手な竹細工も一緒に展示していいのだろうか?
ま、いっか。

図々しくて、どーもスミマセン。

ギャラリーが決まって、DM 制作が始まり、ようやく、展示するんだという実感が湧いてきました。

肝心のカゴはまだこれから作るのですが。
ま、いっか。

いや、いかん!
こればかりは気の持ちようじゃない。
手を動かさなきゃカゴは出来ない。
掛けた時間がカゴになる。

制作期間はあと一ヶ月。
会社から帰ったら毎日制作!
…できるかな?

グループ展
5 [cinq], exposition de céramique+
陶、ペインティング、竹
3月3日〜3月9日
ギャラリー context (阿佐ヶ谷)



2016年1月14日木曜日

冬休みの宿題

ことしの編み初めは麻の葉編み。

竹工芸教室の宿題です。
六つ目との違いは、二周目から山の手前から出てるヒゴを持ち上げて編むところ。
目の詰まった三角形のパターンになります。
2 周目は見よう見真似でなんとかなる。
問題はそこからだ
。。。

あれ?あれれ?

休み前に習ったんだけどナ。
もう忘れちまったナ。

しかたがないので 八木澤正先生のブログ  で編み方を再確認。
めったに更新されないけど(笑)、鉄線編み箍の巻き方 なども掲載されていて結構参考になります。

ああ、ネットってほんと便利だよな~

こうして、私の記憶力はどんどん退化していくのでした。
さてと、大雑把にまとめると麻の葉は
「三角形のエリア (白の破線で囲んだ部分)が 6 つあって、その中ではヒゴが常に同じ方向になる」
というパターンらしい。

たとえば上図では、左のヒゴがすべて山の上に出ている。
そのヒゴを全部持ち上げて、水平のヒゴを差込んで、水平のヒゴの上の山を組みかえれば OK。

間にある、葉脈のようなスキマは、何もしなくても自然に出来上がってくる。
むしろ、意識しないほうがいい。

見た目が難しそうだけど、結構単純なのかも。
だいたいこんな感じかな?
次に教室に行ったら答え合わせしてみよう。

本日の工数
検索しながら 3 時間








2016年1月4日月曜日

竹をもらいに 旧水上小学校

11月。
竹を切るのにいい時期になりました。
今日のフィールドは旧水上小学校。廃校になった小学校の裏山です。
まずは竹を切り出して
焼き芋を焼き
ツリーハウスに
リンドウの花

なんだこの山。
楽しいじゃねえか。
この日は焚き火を利用して油抜きもやってみました。
左が 1 ヶ月乾かしてから油抜きしたもの。
右が切ってすぐ焙ったもの。なんか…具合が悪そうな色になってる。結局、うまく乾きませんでした。

本職の人と話してると、「葉枯らし」というキーワードが出てきます。
竹を切ったあと、そのまま立てておいて、ひと月後に取りに行くそうです。
青竹として使うのも、油抜きするのもその後で。
今年の伐採シーズンはもう終わり。来年試してみよう。
ところで、ほとんどの竹林には所有者がいて、勝手に立入ることはできません。
竹をもらうのにいちばん簡単な方法は、お手伝いをすること。

この日も裏山の整備をすこしお手伝いして、竹をもらって帰ります。
小学校の外廊下。

すごいな…一年生。

「先生が書いたんだよ。僕らのときはもうあった」

へー。

「僕らの学校がなくなるなんて思わなかったなぁ」

竹は増えることはできるが、自ら移動することができない。だから、竹の移動にはほとんど必ず人が関わっている。
人が来て、家を建てて、竹を植えて。
村ができて、子どもたちが育って、学校を作って。

静まりかえった校舎の裏山。今日も竹がざわざわと揺れています。