2015年6月30日火曜日

オトノフウケイ




箱根に行ってきました。


彫刻の森美術館で2015/08/30まで開催中の オトノフウケイ という企画展を見てきました。

材料は、ほぼぜんぶ竹です。


1F はこんな感じ。
これだけだと「ふーん」って感じですね。
(ごめんなさい...)


2F もなんかあるのかな~って上がったら、ありました。
どうやらこちらがメインの作品のようです。

竹のオブジェで構成されたシーンが影絵として浮かび上がります。

竹の鳴る音が部屋全体から響きます。
アンビエントでいい感じ。


うら側はこんな風になっています。

2F を見たあと 1F に戻り、あらためてじっくり鑑賞。
暗室では見えなかった細部も見ることができて、なかなかよい構成です。


美術としての評価は不明ですが、体験としては満足。
箱根に行くの迷ってたけど、行ってよかった。


せっかくなので彫刻の森も見ていこう。
ヘラクレスはペガサスを射る

入ってはいけない芝生の中の、保障された彫刻たち。
左奥のあれは、ガンツ玉かな
竹でこのような作品を見たことがあります


子供しか登っちゃ行けない ネットの森。
いいなあ。登りたい。

なんてやっている間におなかが減ってきました。

Google さんの案内で 富士屋ホテル に向かいます。

Google さんはいつも、私を面白い場所に連れて行ってくれます。

篠竹やら

熊笹やら

滝みたいなのを見ながら、誰も通らない山道を歩くこと 10 分。

富士屋ホテルに到着です。

お目当てのシーフードカレーをいただきます。

おいしいです。

クラッシックホテルらしいサービスも好感が持てます。

ジョンとヨーコも来た富士屋ホテル。
(ショーンも♪)


箱根は人が多いと聞いていたのですが、噴火の影響か日本人の団体客は少なく、ゆっくりすることができました。

さてと、そろそろ帰ろうかな。

箱根山について
滞在中は地震も地鳴りもなく、拍子抜けだったのですが、
この 2 日後、箱根山は再び噴煙を上げました。


人間の尺度では大地は不動だけど
本当はゆっくりと波打っているんじゃないかな


箱根山の火山活動観測は 神奈川温泉地学研究所 のサイトに詳しく掲載されています。

2015年6月22日月曜日

ワークショップ


ともだちと竹細工をすることになりました。
「時間かければいろんなのできるけど、どのくらいやりたい?」
「うーん、2時間くらいかなあ?」


かしこまりました。


「まん丸と楕円、どっちがいい?」
「楕円のほうが使いやすそう」


がってんだ。


そうだと思って、材料を浸しておいたよ。

平面図を見ると逆に混乱するので、いきなり作り始めます。

パターンは、「ぜんぶ六角形の繰り返し」
作り方は、「山の向こう側から出てきたヒゴを持ち上げて、横にヒゴを通して、パチンとする」

パチパチパッチン。

お、みんな調子いいな。

1時間後。底完成。
キッチンに差し込む日差しも、夕暮れに近づいています。
立ち上げはさすがに難しいので、私が。

2段目、3段目は自分で編んでもらいます。
「立ち上げで目を減らした後は、胴のパターンは一緒だから、一段ずつ編んでいけばいいのね」
正解。


折止めしたところでタイムアップ。
2時間ちょっとで本体ができました。

でも、この時間数だと、やっぱりフチまでは行けない。
残りはこちらで仕上げて後日お渡しします。

本日の工数
2 時間+ で胴が完成。







2015年6月4日木曜日

菊底編みの縁巻き

菊底編みの仕上げをします。
折り留めして枠をセットするのに 1 時間。
木曜日の朝。
出社前のひととき。
そして土曜日の朝。
こなし剥ぎでこしらえたヒゴで、縁巻き開始。
二本飛びで巻いていきます。
二周して、完成!

この縁巻きもはじめてだったけど、なんとなくそれらしくなるもんだ。

本日の工数
木曜日と土曜日 あわせて3時間

参考図書
ソフトフォーカスながらそれなりに役立つ「竹かご編みの技法書


しかし、今回も結局、ヒゴの継ぎ方がよく分からなかった。

ヒゴの幅1mm。

写真ちっちゃくて、見えない。

ついに老眼か…
いや、よくみたら網点の方がヒゴより太くなってる。

細かいところは気にせず、こころの目で読もう。