2015年4月20日月曜日

たけのこまつり (小机城址公園)


たけのこシーズン真っ盛りの4月下旬。
小机城址でたけのこ祭りが開催されました。

小机は新横浜の近く。
ちょっとした散策におすすめです。

事前申し込みで、たけのこ採掘権を手に入れた私たち。竹林の奥を目指します。


あ、これいけそう。

小振りのたけのこ。
これは丸焼きだな。グフフ。
大きいのも採れたよ!

去年の実習で肥料の米糠をまいたたけのこフィールド。
裏年でも立派なたけのこが育ちました。

二の丸広場には屋台も出ています。


炭焼きサンマとビールで一休み。ぷは〜

朝からいい運動だった。
さあ、ぼちぼち帰って茹でますか。

2015年4月13日月曜日

竹細工の本


本棚にあった本を並べてみました。左が竹細工、上にいくほど詳細。


まず、センターの「かごとざる」。民藝の教科書シリーズの一冊で、竹以外の素材も含め、日本各地の編組品が産地ごとに紹介されています。丁寧に取材されており、読み応えがあります。旅に出たくなる本。
(監修の久野恵一さんが2015年4月に永眠されました。ご冥福をお祈りします。)

下段は雑貨のスタイリング ムック。
作り方はほとんど載ってないのでがっかりするひともいるようですが、いまの生活にあった使い方の提案も重要だと思うので、こういう本も結構買います。


左下の「手作りする竹のかごと器」は、東北と九州の作家ものを中心に紹介。民藝ではスルーされていた別府の作家ものも豊富に掲載。ただ、肝心の作り方はあまり載っておらず、「手作りの竹のかごと器」だと思ったほうがいいかもしれません。
この件についてはカスタマー レビューなどでもそれなりに批判されたようです。
うーん、まあそれはお客さん怒るかもね。。。

そんなわけで、後日解説書が出版されました。
転んでもただでは起きないところに出版社のバイタリティを感じます(笑)

中段の「竹かご編みの技法書」です。ムック本に掲載されていたすてきなカゴの作り方が載っています。人気の作家ものの作り方が分かる、貴重な一冊です。
でも、やっぱり写真は雰囲気重視のソフトフォーカスだったりして。「技法書」というタイトルはまたもや盛りすぎではないかと思います。
でもアレンジの方法を知るにはよい本なので、購入してとても満足しています。
ブログに載せた八つ目カゴも、この本を参考にして作りました。


これに対して、一番上にある「竹細工入門」は地味なタイトルですが、説明がしっかりしています。すべての手順を写真付きで完全図解。竹細工の全手順を明示的に解説した珍しい本で、めかごなどの基本をマスターしたいひとにおすすめ。

下段のスタイル ムックに共通して登場するのが、左端の「かごの本」を出したカゴアミドリ。ウェブ上でカゴの販売を行っていて、国立に実店舗もあります。小さなお店ですが、すてきなカゴがぎゅっと詰まっています。


こうやってならべてみると、本と本の違いやつながりが見えて面白いですね。




2015年4月10日金曜日

茶碗かごを作る


今回は、前から作ってみたかった茶碗かごを作ります。
作り方わからないけど、一年半やってきて、なんかできそうな気がしてきたんだよね。写真でみたことあるし。

六つ目を折り返して差せばいいんだよ。たぶん…

材料
900mm/5mm/0.6mm の竹ひご26本、身竹1本。
900mm/5mmの竹。輪っか用。
900mm/13mm の竹。縁巻き用。
竹ひご24本を六つ目に編んで底を作ります。
残りの2本で胴を編みます。
写真は3本ですが、これは間違い。
残念。解きましょう…
浅すぎるように見えますが、2本が正解。
ここまでは普通の六つ目
ここで輪っか登場
この図は見たことある。
あれと同じだ。
ヒゴが自然に内側と外側に分かれて
竹ひごのしなりで自然に形が決まるパターンだ。

外側のヒゴを内側に。
この段階ではゆるゆる
ていうか、ゆるすぎる。
本当にこれでいいのか?
と思ったけど、正解だったようです。
内側のヒゴを外側に返して差していきます。
上の部分ができた!
ここまでにかかった時間は約 5 時間。
難しそうに見えるけど、六つ目かごが編めればできることが分かった。

六つ目は、やっぱり竹かご編みの基本のひとつ。習っておいて損はない。
つぎに、脚を作ります。
作り方は六つ目かごの縁と同じ。
最後は身竹で編んで…
折って止めて
縁をセットして
巻いて
ひっくり返せば茶碗かごの出来上がり。

だいたいの形は竹のしなりで決まるのだけど、輪っかをひとまわり大きく、縁をもう少し幅広にすると、もっといい形になりそう。最初にしては上出来かな。

本日の工数
8時間

2015年4月9日木曜日

まける気がしない

今日は、鉄線編みの平ざるに当縁をします♪
1時間目

2時間目…

3時間目…

4時間目…
5時間目…

( ゚д゚)…
 ((((;゚Д゚))))))) 

なんで〜〜〜?!


最初より悪くなっとる。

器用だと誤解されることがあるようですが、結構失敗もしています。

失敗しても気にせずに続けていくのが上達への近道。

そのうちきっと出来るよね。

本日の工数
じつはこれで3回目の失敗。
計15時間のロス

柾目当縁、む、むずかしい。。。
でも負けへんで!

2015年4月4日土曜日

四海波をつくる

今日のメニューは四海波です。

あれ?これ、簡単そう。なんでやったことないの?

「ああ。僕らは最初にイカダ底のゴザ目編みをやったからね…(遠い目)」

って、無茶苦茶だなあ。
材料は2節の竹ひご16本。
四つ目に編んで…
結んで…
差し込んで完成。
編むだけなら30分。

しかし、ある大学では学生自らヒゴを作ることにこだわり、6時間かけて四海波を仕上げたそうです。
ヒゴ作りをしてみて初めて、竹かごのようなものにどれだけ手間がかかるものか分かったそう。

用意された竹ヒゴを使わなかったのはただの意地かもしれないけど、その経験は必ず活きてくるんじゃないかな。

日本の学校と学生もまだまだ捨てたもんじゃないね。

本日の工数
30分